中学生の全思考

中学生アキラ♂の考えてること、全部。

情報に疑いを持つ。今必要な「新聞力」

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疑問を掻き出せ、考え尽くせ。

 

 

今回は読んだ本の紹介、
斎藤孝著「新聞力」。

新聞力: できる人はこう読んでいる (ちくまプリマー新書 263)

 

本の内容

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新聞を読み、活用する力「新聞力」。新聞を読むという行為では、社会の情勢がわかるとともに、考える力を得やすい。

今、日本では活字離れが進んでいる。
かつての日本ではほとんどの家庭で新聞をとっていたというのに、新聞を読まない人が増えている。そんな今こそ、新聞力を身につけるべきだ。

 

 

「新聞力」のメゾット

* 記事に込められた意図を読み取る

新聞の役割は事実の提供だけではない。事実と共に、記者の推測や事実の受け取り方などがわかる。
* 社説に注目
社説は「新聞社の」意見。最近の大きな出来事を取り上げていることが多い。最近では衆院選など。通常の記事より、意見の読み取りがしやすい。まずは、こちらから始めると良い。
* コラムを活用
どの新聞にも一面に掲載されているコラム。朝日新聞天声人語は非常に有名だ。コラムは短いながらも非常に内容が濃く、技術の高い文章だ。世間の関心事も分かる。これの書写や要約を行えば、文章がうまくなるだろう。

 

 

思考する

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新聞は普段から読んでいるが、事実の収集を目的としていたので、はっきりとそれを否定されて新鮮だった。社説の存在には気づいていたが、普通の記事にも意図が隠されていることは知らなかった。

文章から、書いた人の意図を読み取るという行為。情報を鵜呑みにしないための大切な技術だ。今後は新聞を読む際だけでなく、本を読むときにも活用していきたい。

 

 

まとめ

このように、斎藤孝著「新聞力」を紹介してみた。大事なのは、考えを巡らせながら新聞を読むこと。明治大学教授である斎藤氏は、これを授業でも導入されているという。文章も非常に読みやすく、スラスラと頭に入ってくる。

常に情報に疑問を抱きながら接する。情報社会では、この姿勢が非常に大切なのだ。その上で自分の意見を持っていければ良いなと思った。

では、おやすみなさい…